工事担任者試験_AI/DD総合種_平成30年秋_基礎_1-3 平行電線

平成30年秋 基礎1-3について解説、出題分析をしていきます。

問題

 

解法および公式

 

平行に置かれた2本の電線に電流を通すとき、電流の向きにより、磁界の影響を受けて、反発や吸引といった現象が起こります。

 

電流の向きが同じであれば、吸引。

電流の向きが反対であれば、反発です。

 

言葉だけでは忘れてしまいやすいので、イメージで覚えておきましょう。

平行電線同一方向

 

平行電線反対方向

 

 

 

 

本問の解説

再度、本問を見てみましょう。

 

本問では、反対方向に電流が流れているので、

 

遠ざけ合う=反発

となります。

 

答え:①

 

類似パターンが、これ以外にも出ていますので、確認しておきましょう。

 

類題

平成21年秋_問題

 

 

平成21年秋_解説

 

同じ向きに電流が流れているので、

 

吸引力が働くということは分かります。

 

問題は、距離に反比例するか、距離の2乗に反比例するかということですが、

「距離に反比例」が正しい答えとなります。

 

余力があれば、覚えておきましょう。

 

答え:①

 

出題頻度について

 

最後に、本問の出題頻度をご紹介したいと思います。

※いずれも個人的に分析したものですので、数値の信頼性を保証するものではありません。

 

出題頻度(同じパターン)

 

本問と同じパターンが出た頻度を、過去試験より分析しました。

□AIDD総合種・・・約10% (過去試験20回中2回)

過去の出題頻度が次回試験にも適用されると仮定すると、本問をマスターすることにより、

約10%の確率で、得点につながると考えられます。