【デジタルコードレス電話の動作】重要度
★1つ
平成26年以降出題されていないため、★1つとさせていただきました。
【デジタルコードレス電話の動作】要点の確認
学習へのアドバイス
デジタルコードレス電話一般の動作が問われています。
細かい知識になりますので、あまり深追いすると大変です。
試験に出た範囲だけを確認して、覚えていきましょう。

キーワード

出題のポイント
デジタルコードレス電話の発呼(電話をかける)や、終話(電話を切る)動作が問われています。
一連の動作を問う問題では、出題者の心理としては、受験生の方に接続動作を理解して欲しいという願いが込められています。
現実的には、細かいところまで資料を読み込むことは難しいと思います。
全てを理解しようとせずに、まずは本試験で出題されたところだけを理解するように努めましょう。
試験問題を作る側の立場としては、「どうしてもここを聞きたい、覚えて欲しい」というところを出題するものです。
過去問に出ているということは、まさしく「ここを覚えて欲しい」という出題者からのメッセージと捉えることが出来ます。
内容チェック
発呼時動作
発呼のため電話機(子機)の送受器をオフフックします。
接続装置(親機)と電話機間の無線回線の設定が終了すると、接続装置は、電気通信回線の極性反転を行った後、電話機からのダイヤル信号を待ち受けます。
接続装置は、電話機からダイヤル信号を受け取ると、交換機へ向けて選択信号を送出します。
終話時動作
終話のため電話機(子機)の送受器をオンフックします。
電話機から通信チャネルを介して接続装置(親機)に対して切断を指示する旨の信号が送信されると、接続装置は、電気通信回線へ切断信号又は終話信号を送出します。
過去問演習
平成21年春

解説
Aについて:一見正しそうに見えますが、誤りです。
接続装置は、電話機からのダイヤル信号を待ちます。
電話機からのダイヤル信号を受け取った後に、選択信号を送出します。
Bについて:正しい記述です。
解答
②
平成26年春

解説
通信が終了した後に送るのは、切断信号または終話信号です。
課金信号は送りません。
課金チートはこりごりです(←なんの話?)。
解答
③
さらに得点力アップ
余力がありましたら、発着呼の一連の動作を確認しておくのも良いでしょう。
大型のテキストや、ネットで情報を探せば見つかります。
ただ、そこまで時間をかけられるかという問題もありますので、まずは本問の知識だけでも結構かと思います。
