平成27年春

(解説)
内線回路の正誤問題です。
本問を解くうえで、ブロック図の知識が活きてきます。
結論から言うと、Aの記述が誤りです。
では、どこが誤りでしょうか?
正しくは、
A:内線回路は、内線に接続されたアナログ電話機からのアナログ音声信号を2線ー4線変換した後、A/D変換して時分割通話路に送出する機能を有する。とすべきです。
ここで、ブロック図を思い出してみましょう。

本問で言う「A/D変換」とは、「符号・復号」のことを意味しています。
2線―4線変換回路を通った後に、符合化されます。
この前後関係が問題にされています。
ブロック図の知識が正しく入っていれば、どちらが先か理解して選択することが出来ます。
ブロック図と連動させて覚えて頂くことがコツです。
続いて、Bは正しい記述です。
これは、前回の問題からの繰り返しとなっています。
テキストなどで闇雲に新しい知識を追い求めるよりは、過去問の選択肢を吟味する学習を優先した方が効率的です。
(解答)
②