超直前!工担総合種まとめ講義_技術第1問 重要過去問14

平成28年春



(解説)

 

内線回路に関する正誤問題です。

 

A:内線回路は、発呼、着信応答、通話中などの内線の状態を検出するために、内線電話機側のA線とB線とがループ状態にあるかどうかを監視する機能を有する。

 

➡正しい記述です。

ループ状態にあることが分かれば、電気的に正常であると簡易判定が出来ますので、そのような機能を設けています。

PBXに限らず、ループ監視というのは様々な装置で採用されています。

ここで一つ、試験対策のテクニックをお伝えします。

本試験の正誤問題で、初めて見る記述が出た場合、明らかな誤りが見つけられない場合は、正しいものとしておきましょう。

迷ったら、正しいとしておく方がベターです。

絶対とは言えませんが、過去問の傾向から、高い確率で統計的に言えることです。初見の正誤問題で、明確な間違いがなく迷った場合は、○としておきましょう。ほんの少しですが確率が上がります。


B:内線回路は、内線側に接続されたアナログ電話機からのアナログ音声信号を時分割通話路側に送出するためのデコーダーの機能を有する。

 

➡誤りがあります。

ブロック図の知識がここで活きてきます。

コーダー:符号化  デコーダー:復号化

内線回路から送出する(上り)のは、符号器、つまりコーダー機能です。

アナログ音声信号を時分割通話路→コーダー機能と考えます。

 

(解答)