超直前!工担総合種まとめ講義_技術第1問 重要過去問26

平成25年春



(解説)

 

本問では、接続シーケンスについて問われています。

「PB信号方式のダイヤルインサービス」とは何かが分かっていると、理解が容易に進みます。

PB信号方式について、PBというのは、P=プッシュ  B=ボタン の略です。

 

交換機が、音の周波数によって押されたダイヤルナンバーを識別する方式のことを言います。

プッシュホンを押したときに鳴る、あの「ピ、ポ、パ」という音の周波数で、押された数字を識別をしています。

 

次に、ダイヤルインサービスについてご説明致します。

ダイヤルインとは、直接指定の内線電話を呼び出すオプションサービスのことを言います。

例としては、会社内で、総務部と人事部等で内線番号を分けて、直接目的とする番号を呼び出すために用いたりします。

指定の内線番号を呼び出すため、一般電話の着信とは接続のシーケンスが異なります。

 

以上の知識を踏まえて、夜間閉塞機能に戻りましょう。

夜間閉塞機能では、夜間閉塞制御用回線のL2線から地気が送出されます。

交換機がこの地気を検出し、ダイヤルイン機能は解除された状態となります。

そのため、交換機からは内線指定番号は送出されず、一般の電話機と同様の接続シーケンスを辿り、専用回線へ着信します。

 

(解答)