シンジは、深夜のデスクに向かってうなだれていた。
目の前の参考書は、まるで難攻不落の要塞のように彼を拒んでいる。
基本情報技術者試験に向けた勉強は続けていたが、成績は一向に伸びず、挫折感ばかりが募っていた。
眠りにつこうと目を閉じた瞬間、不思議な声が響いた。
「諦めるのか……?」

えっ、誰!?
シンジが飛び起きると、そこは見知らぬ場所。
目の前には銀髪の魔法使いのような人物が立っている。

私はまなびや導師。この試験の世界を統べる存在だ。
ここは基本情報技術者試験の世界。
君が知識を武器に冒険する場所だ。

ちょ、ちょっと待って!
試験の世界って何!?
導師は杖を掲げ、試験範囲の地図を空中に浮かび上がらせた。

これが試験範囲の地図だ。
この世界には、試験のすべてを象徴するモンスターが存在する。
それらを倒し、ラスボス『CBTデーモン』を打ち破るのだ。
シンジは目を丸くした。

え、俺が……戦うの?
導師は静かにうなずいた。

この旅を乗り越えれば、君は元の世界に戻れる。
そして、試験に合格する力を得るだろう。

わかった……やるしかないんだな!
シンジは地図を手にし、試験の世界での旅を始めることを決意した。

















無理だ、もう無理だよ…