シェアビジネス

By: thetaxhaven

塾とアクセサリーショップ

 

まなびやは、同じ店舗内にHappy Yukiというアクセサリーショップを併設しています。

教室内にはアクセサリーが展示されており、普通の教室を想像して来られると、一種異様な空間にも見えます。

そのため、当塾のチラシを見て来所されたご家庭の方は決まって「塾はどこでするのですか?」と訊かれます。

建物自体は2階建てのため、2階で塾が開かれるのだろうと思われることもシバシバです。

しかし実際はアクセサリーショップと同じ空間で机を並べ、塾をします。

なぜ、そんなことをするのか?

それは、ビジネスをシェアしているからです。

 

ビジネスにはお金がかかる

 

個人でビジネスを興す際に、最もネックになるのは資金でしょう。

資本主義の世の中においては、物資も人材も、お金さえあれば大抵のことは解決します。

逆に言うと、資金力が無ければ、何も出来ません。

昔テレビで「マネーの虎」というバラエティー番組がありました。

投資家が、起業家のプレゼンスを聞き、魅力を感じた者に投資をするという内容でした。

自分に資金が無くても、投資してくれる資本家を捕まえることが出来れば、ビジネスを興すことは可能です。

しかし、現実にはそんな機会も無く、諦めざるを得ないというのが実状です。

 

シェアビジネスという考え方

 

資格試験の塾を開きたいという夢を何年も前から持っていましたが、資金力が無く、また投資家に訴えるほどの才覚も持ち合わせていない私は、夢は夢のままで終わらせなければならないのかと諦めかけていました。

ビジネスを興すとなると、店舗の家賃、光熱費から、その他諸々運営にかかる諸費用がかかります。

何のノウハウもなく、維持することは困難です。

また、一人で出来ることはたかだか知れています。

突出した能力者でも無い限りは、一人で全てを執り行なうのは、独善に陥る危険が常につきまといます。

それら欠けている部分を埋め合わせるために取った手段が、シェアビジネスという方法です。

 

シェアビジネスを行うにあたって

 

シェアビジネスというのは、何か見本があって始めたわけではありません。

ある種、思いつきの様な形で始まりました。

周りからは強く反対されましたが、反対されるということは、逆に言うとチャンスでもあります。

常識的な方法では、常識的な結果しか出ません。

どんな花を咲かせるかは、どんな種を植えるかで決まります。

誰も植えたことが無い種であれば、どんな花が咲くのか、咲かないのか、誰にも分かりません。

非常識は承知の上で、あえて常識外の発想を取るべきと考えました。

ここで言うシェアビジネスというのは、単に、物理的な空間をシェアしているというだけではありません。

アクセサリーショップの広告、システム構築、経理は私が行っており、逆に人集めなど塾の運営には関わってもらっており、人材という面でもお互いにシェアしています。

この新たな試みが、のるかそるか。

テスト勉強と同じで、失敗すれば、次に上手くいく方法を考えれば良いだけのこと。

改善していくことに、人生の値打ちがあると私は考えています。

日々改善して、より良いサービスを提供できる様、精進して参ります。
いつも応援頂きありがとう御座います

あなたに幸運が訪れます様に