イントロダクション
数直線とは、直線の上に数字を書いたもののことです。
0を基準に、左にいくほど小さく、右にいくほど数字が大きくなります。
例:
テストでは、数直線の数字を一部隠し、与えられた数字が、数直線のどの位置に入るかが問われます。
小数、分数が紛らわしいだけで、解き方さえ分かれば難しくありません。
ポイントは、テストでは数直線の数字を一部隠しているということです。
出題者の思惑通りに解く必要はありません。
隠された数字を埋めてから答えれば、間違いなく解けます。
★例題1-1-1-3★
問ア:下の数直線上に、3を書き表しなさい。
考え方:
①数直線の数字が全部書かれていないのは、答えを間違えやすくするためにしていること。
②ミスをしないためには、まず数直線の数字を埋める。
③答えを書いたあとに、埋めた数字を消しておく。(数学では、答えを書く場所に答え以外のことが書いてあるとバツにされます)

問題では、数直線上での3の位置を聞かれているので、

最後に、鉛筆で書いた目盛りを消しておきます。

このやり方で確実に正解できる様になります。
あとは、数字が小数になったり、分数になったりするだけです。
次のページで、小数の場合、分数の場合を見てみましょう。
問イ:下の数直線上に、-2.5を書き表しなさい。

まず、数直線の空白を埋める。

-2.5というのは、-2と-3の間なので、

最後に、答え以外を消して

問ウ:下の数直線上に、\(\frac{3}{2}\) を書き表しなさい。

①分数のままでは扱いにくいので、\(\frac{3}{2}\) を小数に変えて考えてみる⇒1.5
②1.5ならば、どこに入るか?

ここで注意!
問題文では、\(\frac{3}{2}\) を書き表しなさいと書いてあるので、1.5で答えるとバツになる!
つまり、答えは以下の様になります。
問題文の通りに書くことがポイントです☆
練習問題1-1-1-3
次の数を、下の数直線上に表しなさい。-4,+2,-3.5,\(\frac{3}{2}\) ,-\(\frac{5}{2}\)

例題の解き方が守られていれば確実に正解できます。
答えは省略させていただきます。
あなたに幸運が訪れます様に
