問題用紙には答えを必ず書いておこう(マークシート方式)

By: DaveBleasdale - CC BY 2.0

資格試験の主流、マークシート方式

 

今や、資格試験はほとんどが、マークシート方式で行われています。

マークシート方式の試験に臨む際に、必ずお願いしておきたいことが一つあります。

それは、自分が選んだ答えを、問題用紙に記録しておくということです。

問題の選択肢番号に、○印をつけておくだけで結構です。手間もかかりません。

たったこれだけのことですが、これで大きなメリットがあります。

以下、大きく3つのメリットについてご説明させていただきます。

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1.マークミスの見直しが出来る

まず1点目に、問題に答えを残しておくと、後の見直しが容易に出来ます。

試験は時間との勝負です。

まず分かるところから解いていき、時間がかかる問題は後回しにするのが鉄則です。

問題を飛ばした時に、その分のマークシート位置を飛ばし忘れてしまうことはありがちです。

このときに、問題を解いて、マークシートだけに答えを記入するという方法を取っていると、マークミスに気付かず進んでしまうことがあります369182h9f7t06oge

人間はミスする生き物です。

マークシートは絶対ミスするものと思って、後でマークミスが無いか何度も確認できる様にしておかねばなりません。

問題用紙に答えを記入しておくと、確認作業が容易に出来ます。

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2.マークの効率化

マークシートで悩むことの一つに、どの段階でマークシートを塗るかということがあります。

いろいろなやり方がありますが、オススメは、ある程度まとめて塗る方法です。

人間の脳の構造上、「問題を解く」のと「マークシートを塗る」のとでは、使われる脳の部位が違います。

そのため、一般的には問題を解くときには問題に集中して、マークシートを塗るときにはマークシートに集中して行うのが、脳の性質に適しています。

1問1問、問題を解くたびにマークシートを塗っていると、せっかく集中した脳の注意力が分散することになりかねません。

そのため、1問1問塗るよりも、5問まとめて、10問まとめて、といった形で塗る方が合理的です。

また、実際にそのやり方の方が、僅かながら時間も短縮できます。

まとめてマークを記入するためにも、問題用紙に答えを書いておくべきです。

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3.試験終了後、自己採点できる

問題用紙に答えを書いておく最大のメリットは、ズバリ自己採点ができるということです。

試験終了後、合格発表までは通常数ヶ月かかります。

一方、試験問題の模範解答は、試験終了後数日から1週間程度で公表されます。

結果はどうあれ、合否は早い段階ではっきりさせておいた方が良いでしょう。

答えを控えておけば、解答と照らし合わせて自己採点できるので、合否の目処が立ち便利です。

私の経験上、試験結果に自信が無い場合でも、自己採点で合否判定した方が良いと思います。

ダメならダメで、早目にはっきりさせておいた方が、次の行動に活かすことができます。

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以上、問題用紙に答えを書いておくメリットについて述べました。

このことを分かっていても、試験本番ではうっかり答えを残すのを忘れることがあります。

それくらい試験というのは、一種独特な緊張感がある場です。

努めて冷静に取り組み、何度も確認する気持ちで臨みましょう。

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