1学期中間テストが終わりました
3学期制の方は、1学期中間テストが終わったころだと思います。
結果はともあれ、お疲れ様でした!^^
中学1年生の方は、初めての定期テストだったのではないでしょうか?
これからは、テストという形で学力が数値化されて行きます。
ほとんどの人は準備が不十分なままテストに臨みますので、しっかりと対策が出来ていれば、上位20%には入れるはずです。
80:20の法則
パレートの法則というのを聞いたことはありますでしょうか?
これは、イタリアの経済学者ヴィルフレート・パレートが提唱した法則で、一部のものが全体の大半を占めるという経験則を示しています。
この法則と絡めて引き合いに出される、アリの実験が非常に有名です。
アリの集団を観察すると、20%の働きアリと80%のサボりがちのアリに分けられます。
次に、この20%の働きアリを捕まえて、この働きアリだけで集団を作ります。
本来なら全員働きアリのはずですが、不思議なことに、またそのうち2割だけがマジメに働き、残り8割がサボりがちのアリになります。
逆にサボりのアリだけで集団を作っても、そのうち2割が働きアリになることが知られています。
このことを人間の集団にも当てはめ、グループの中の2割が優秀、8割がその他と分けられると言われています。
経験則に過ぎませんが、私自身の実感としても腑に落ちるところがあります。
定期テストの目標は?
パレートの法則は、学校の勉強にもあてはまります。
マジメに勉強する生徒は学年の2割程度でしょう。
勉強をマジメにしたかどうかは、テストの成績ではっきりします。
学力は個人差がありますが、真剣に勉強すれば、定期テストで学年上位の20%に入ることは十分に可能です。
上位20%に入れていない場合は、端的に勉強不足であると思ってください。
定期テストの目標が無いという人は、まずはこの上位20%というのを意識してみましょう。
パレートの法則は一生使える
このパレートの法則は、学校の勉強にとどまりません。
社会に出てからも、常についてまわります。
どんな業界に入っても、優秀な成績を出すのは常に一部の人間だけです。
おおむね80:20の割合と言われていますが、10:90かも30:70かも知れません。
大切なのは数字の割合ではなく、優秀な結果を出すのは常に一部の人間だということです。
一部の優秀な人間と、大半の平凡な者。
この差はどこで生まれるのか?
それは運で決められるものではありません。
学生時代からの積み重ねで形成されるパーソナリティにあります。
定期テストは上位20%に入る訓練だ!
上位20%に入る訓練は、学生時代から始っています。
いわゆる「勝ちグセ」、「負けグセ」というものは、学生時代から培われがちです。
学校のテストや部活で「勝ちグセ」を身に着けることが、将来はばたく礎になります。
このことは、就職試験を考えてみれば分かります。
企業が学生を採用するときに、どこを見るかというと、その学生に「勝ちグセ」が身についているかということを見ています。
いい学校を出ていたり、部活や趣味で顕著な成績を上げていたりすると、「勝ちグセ」が身についているなと見てもらいやすくなります。
「勝ちグセ」がついているひとは、新しい環境・集団に放り込まれても、優秀な行動を取る期待が高いからです。
学生の皆さんには、是非このことを意識して、定期テストに取り組んでいただきたいと思います。
部活では、他メンバーとの相性や人間関係等があり、自分の努力だけでは思う様に結果は出せません。
しかし、学力テストは、自分の努力だけでいくらでも成績を上げることが出来ます。
そして、学年で1番、2番には誰でもなれるわけではありませんが、上位20%には必ず入れます。
大切なのは、1番になることではありません。
上位20%に入るクセをつけることです。
自分の力で成し遂げるには、学校の定期テストが訓練の場として最適です。
勉強の方法が分からない人は、是非「まなびや」をご利用ください