1-1-3-3. 【数直線を使って】

By: 工藤 考浩 - CC BY 2.0

イントロダクション

数字が大きくなるほど数直線の右に行き、小さくなるほど数直線の左に行きます。

言葉の前にマイナスがついた時は、言葉の意味が逆になるので要注意です。

出題者は間違えさせるために、わざとややこしくして問題を出してきます。

引っかからない様に、注意しましょう。

 

★例題1-1-3-3★

問:数直線を使って、2より4小さい数を求めなさい。

 

数直線1

 

▼考え方▼

2からスタートして、左に4つ進みます。

 

答:-2

▼ポイント▼

数直線上に答を書き込む必要はありません。

数直線の意味が理解出来ていれば、OKです。

☆①大きい→へ  ②小さい←へ  ③-は逆になる

 

練習問題1-1-3-3

下の数直線を使って、次の数を求めなさい。

数直線2
※各答えは、テキスト反転でご確認いただけます。

問①:1より3大きい数

答①:

解説:問題文では、数直線の数字を一部隠しています。

これは、間違いやすくするためにしていることです。そんな嫌がらせにマジメにつきあう必要はありません。

数直線3

自分が解きやすい様に、数字を書いてから考えましょう。

1より3大きいとあるので、1からスタートして右に3つ進んだところが答えです。

 

問②:3より-5大きい数

答②:-2

解説:ー○大きいとか、ー○小さいとかは、非常に紛らわしい書き方です。

なぜこんな書き方をするかと言うと、うっかり間違いをさせるためです。

ミスをしないためには、通常の書き方に直して考えましょう。

ここでポイント、ーが言葉につくと、言葉の意味が逆になります

よって、ー5大きいというのは、5小さいというのと同じ意味です。

ですから問題文は、3より5小さい数を聞いていることになります。

3からスタートして、5こ分左に進んだところが答えです。

 

問③:―3より-5小さい数

答③:

解説:これも、紛らわしい聞き方をしています。

こんな聞き方につきあってあげる必要はありません。

-がつくと、言葉の意味が逆になるので、「-5小さい」と、「5大きい」とは同じ意味です。

そこで、問題文を「-3より5大きい数」と考えます。

-3からスタートして、5つ分右に進んだところが答えです。
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