本記事は、工事担任者AI/DD総合種試験『平成26年法規問題3-(3)』に関する解説記事です。 テーマは「鳴音の発生防止」です。
問題

解答
解説
Aについて
鳴音とは、いわゆるハウリングのことです。
カラオケで調子に乗ったときに起こる、例のアレです。
こーな~ゆぅき~!(キィーン)
ハウリングについてより深く学びたい方のために、動画を貼り付けておきます。
しかし、そんなことは知らなくても解答できます。
ポイントは、
「電気通信事業者が定める」という点です。
ただしくは、
「電気通信事業者」ではなく、⇒「総務大臣」が正解です。
この問題に限らず、法規の典型的なパターンとして、誰がという主語が問われるものがあります。
誰が決める、誰が守るというところがポイントになります。
法規はポイントを押さえて、理解していく。
そのポイントさえ外さなければ、短期間で安定した得点を取ることが可能です。
(ハウリングさえ無ければ、カラオケで高得点を取ることも可能です)
https://www.youtube.com/watch?v=CJh7AFfK4t4
Bについて
定義問題です。
正しい定義は、次のとおりです。
鳴音とは、電気的又は音響的結合により生ずる発振状態をいう。
音響的結合というところがポイントです。
問題文にある様に、光学的結合は明らかに間違いですよね。
答えを知ったあとで改めて見ると、当たり前の様に感じますが、実際に試験を解くときには間違えてしまう人が少なからず出てきます。
どこがポイントか意識せずに見ていると、そういった間違いも出てしまいます。
先ほどのAでは、「誰が」というところがポイントでしたが、この問題では「何により」がポイントになっています。
問題を解くほどに、自然と条文の中のポイントを見抜く力はついていきます。
音痴は簡単には治りませんが、法規は容易に点が伸びます。
こーな~(キィーン)…
ご参考資料
平成26年春問題
※法規全ての問題です。 法規問題
同解答
※法規以外の解答も入っています。 法規解答 [amazonjs asin=”4897979463″ locale=”JP” title=”わかるAI・DD全資格〔法規〕第3版 (工事担任者科目別テキスト)”]