不動産屋にいく(1)

By: Simon Hogg

店舗を探すが、お金が無い!

教室を開校するには、当然ながら店舗が必要となります。

立地条件、予算、その他もろもろ考えなければなりません。

いわゆる“物件選び”というやつです。

資金が潤沢にあれば、いろいろ選ぶポイントもあるのでしょうが、私はまったくお金が無い状態で物件を探し始めました。

もともと、学習用教材を作成し、ネットで販売してビジネスにしようと考えていましたが、教室を開校することは資金面でハードルが高いなと考えておりました。

そもそも、塾の開校までにトータルでどれだけお金がかかるかも分かりません

ネットで情報を漁ると、初期費用に最低でも200万円はかかるとか書かれていました。

それもあくまでも初期費用であって、運転資金はまた別です。

開業しても、すぐにはお金になりませんので、起動に乗るまでの資金が必要です。

手持ちの僅かな自己資金では、太刀打ちできません。

担保になる資産があれば、それを基に銀行等から融資を受けることも可能なのでしょうが、それすら無くまったくお話にならない状態でした。

 

店舗の条件

私の家の近くに商店街があり、また周辺に学校も多いことから、この商店街付近で物件が借りたいと思いながら、不動産のチラシを眺める日々が続いていました。

住宅用物件と違い、事業用の店舗というのは、金額面についてあまり情報がオープンにされていません。

また、いずれの物件も、住宅用と比較して費用が大きくかかる傾向にあります。

私の近所においても、敷金・礼金で100万円。家賃で20万円というのが標準的な条件でした。

とてもでは無いが、今の私には手が出せない金額です。

どうした物かと想いあぐねた結果、住居兼用にすればどうかとの考えに至りました。

一軒家を借り、そこを住居とし、家の中の一室を教室として開放、使用するのであれば、家賃も抑えられるのではないか。

むしろ、自己資金額の範囲では、その方法しか無いだろうと思えました。

住居を教室として使用することが可能なのかという心配はありましたが、ともかく不動産屋にあたってみようと決心し、不動産屋に赴くこととしました(続く)

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