【工担総合種法規】26年春3-(4)「通信路の設定」

本記事は、工事担任者AI/DD総合種試験『平成26年法規問題3-(4)』に関する解説記事です。 テーマは「通信路の設定」です。

問題

2016-01-30_22h58_39

解答

解答を見る(ここをクリックすると、解答が表示されます)
2

 

解説

通信妨害を防ぐため、無線通信に関する縛りは多く存在します。

そもそも電波は有限で希少な資源です。

変調方式は様々あれど、周波数はユニークな存在であり、重複して同時には使えません。

使用している周波数に無理矢理重複して使用とすると、通信障害が生じる原因になります。

 

 

本問の解答にある様に、無線の回線を確立することを「通信路を設定する」と言います。

飲食店などの業務で、インカムを使っている方はイメージしやすいと思います。

インカム(携帯無線機)で他の人が送信をかけているときは、制限がかかり、自分が合わせて送信することが出来ません。

たまたま送信がかぶると、音が割れて通信内容が聞き取れなかったりします。

 

アナログの無線機は、通信音声と電波の状況が密接にリンクしており、面白みがあります。

一方デジタル無線機は、音声はクリアで、出来ることも多くありますが、電波の変動を生で感じることは出来にくくなっています。

それについては、本問とは筋が離れてしまうので、また機会があれば書きたいと思います。

そんなことより、早く解説記事を書き上げねば。

もう平成28年なのに、まだ26年の解説記事を書いている。

果たして追いつくのか、はなはだ心配です。

 

ご参考資料

平成26年春問題

※法規全ての問題です。 法規問題

同解答

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