本記事は、工事担任者AI/DD総合種試験『平成26年法規問題3-(4)』に関する解説記事です。 テーマは「通信路の設定」です。
問題
解答
解説
通信妨害を防ぐため、無線通信に関する縛りは多く存在します。
そもそも電波は有限で希少な資源です。
変調方式は様々あれど、周波数はユニークな存在であり、重複して同時には使えません。
使用している周波数に無理矢理重複して使用とすると、通信障害が生じる原因になります。
本問の解答にある様に、無線の回線を確立することを「通信路を設定する」と言います。
飲食店などの業務で、インカムを使っている方はイメージしやすいと思います。
インカム(携帯無線機)で他の人が送信をかけているときは、制限がかかり、自分が合わせて送信することが出来ません。
たまたま送信がかぶると、音が割れて通信内容が聞き取れなかったりします。
アナログの無線機は、通信音声と電波の状況が密接にリンクしており、面白みがあります。
一方デジタル無線機は、音声はクリアで、出来ることも多くありますが、電波の変動を生で感じることは出来にくくなっています。
それについては、本問とは筋が離れてしまうので、また機会があれば書きたいと思います。
そんなことより、早く解説記事を書き上げねば。
もう平成28年なのに、まだ26年の解説記事を書いている。
果たして追いつくのか、はなはだ心配です。
ご参考資料
平成26年春問題
※法規全ての問題です。 法規問題
同解答
※法規以外の解答も入っています。 法規解答 [amazonjs asin=”4897979463″ locale=”JP” title=”わかるAI・DD全資格〔法規〕第3版 (工事担任者科目別テキスト)”]