イントロダクション
たし算に関する、2つの法則を学習します。
①加法の交換法則: a+b=b+a
②加法の結合法則: (a+b)+c=a+(b+c)
なんだか大げさな名前ですが、つまりはこういうことです。
例① 1+2=2+1
例②(1+2)+3=1+(2+3)
要は、足し算って順番変えても答は同じだよねーという法則です。
この法則を使うことによって、ややこしい計算を整理することが出来ます。
注意する点は、引き算ではこの法則は使えないということです。
1-2と2-1は、同じ答えにはなりません。
この法則が成り立つことを、実際に下の問題を計算して確認してみましょう。
練習問題1-2-1-4
問①:a=+15, b=-40 のとき、加法の交換法則a+b=b+aが成り立つことを確かめなさい。
▼解説▼
上の数字を法則にあてはめてみます。
+15+(-40)=(-40)+15
=の左の式は、計算すると答えは-25
=の右の式も、計算すると答えは-25
法則が成り立つことが実感できればOKです。
問②:a=+10, b=-20,c=-30のとき、加法の結合法則(a+b)+c=a+(b+c)が成り立つことを確かめなさい。
▼解説▼
これも問①と同じ様に、上の数字を法則にあてはめてみます。
{10+(-20)}+30=10+(-20+30)
=の左側を計算すると、答えは20
また、=の右側も計算すると、答えは20
つまり、たし算は順番を変えたり、( )の位置を変えたりしても、答えは変わらないことが分かったというわけです。
やっていることは、難しいことではありません。
法則という名前の響きで尻込みしない様に、軽く流していきましょう。
いつも応援頂きありがとう御座います
あなたに幸運が訪れます様に♪
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