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イントロダクション
以前、-(+○)という場合の処理について学びました。
「+と-が並んだときは、マイナスが支配する」ので、( )を外すと、-○になるということでした。
今回新たに学習するのは、-(-○)の場合です。
マイナス同士が並ぶとどうなるのか。
答えは、「マイナスとマイナスでプラスになる」のです。
つまり、-(-○)は、( )を外すと、+○になります。
これはルールですので憶えてしまいましょう。
★例題1-2-1-5★
① (―7)-(+2)
▼考え方▼
なにはともあれ、( )を外して考えましょう。
―7-+2
マイナスとプラスが並んでしまった…
ルール:+と-が並んだときは、マイナスが支配する
=-7-2
=―(7+2)
=-9
問② (―4)-(-6)
▼考え方▼
なにはともあれ、( )を外してみよう。
-4― ―6
-と-が並んでしまった…
ルール:-と-が並んだときは、+になる
=-4+6
=2
昔、天才バカボンのパパが「反対の反対は賛成なのだ」と言っていましたが、つまりそういうことです。
練習問題1-2-1-5
※答はテキスト反転でご確認いただけます。
問①:-5-(+10)
答①:ー15
▼解説▼
-(+10)は-10になるので、
-5-10
=-15
問②:-20-(-30)
答②:10
▼解説▼
-(-30)は+30になるので、
-20+30
=10